無病息災を祈願する「やすらい祭」は京都三大奇祭のひとつ
今宮神社(いまみやじんじゃ)とは
平安遷都以前より
長保3年(1001年)の疫病流行の際、天皇が現在の地に神殿を造営したことが起源とされている。
5代将軍・徳川綱吉の生母である
境内には幼稚園があり、園児の元気な声が絶えず聞こえる。
また、4月の第2日曜日に行われる「やすらい祭」は、太秦の牛祭・鞍馬の火祭とともに京都の三大奇祭のひとつである。
平安時代に花の散るころに疫病が流行り、疫神が花とともに飛散するためと信じて花の精を鎮め、無病息災を祈願したことに始まる。
花傘を中心に約20名の行列がお囃子に合わせて踊り歩き、この花傘の下に入ると、その年は健康で過ごせると言われている。
あぶり餅
今宮神社と言えば、門前にある2軒の茶店では名物の「あぶり餅」が有名。病気・厄除けの御利益があるとされている。
北側(今宮神社側から見て左)は、長保2年(1000年)創業の「
きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺して炭火で炙り、白みそをベースにしたタレで味付けしたもので、一人前はお茶代込みで500円。注文を受けてから炙るため、いつでも出来たてをいただける。
今宮神社の概要
境内自由
公式サイト:http://www.imamiyajinja.org/
アクセス
市バス「今宮神社前」より徒歩すぐ
市バス「船岡山」より徒歩7分
駐車場:あり(有料)