今宮神社

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無病息災を祈願する「やすらい祭」は京都三大奇祭のひとつ

今宮神社(いまみやじんじゃ)とは

今宮神社 楼門

今宮神社 楼門


平安遷都以前より疫神えきしんを祭る社があったと言われ、京都に疫病が流行った正暦5年(994年)に一条天皇がこの社の疫神を神輿に奉じて船岡山に安置して、悪疫退散を祈った。

長保3年(1001年)の疫病流行の際、天皇が現在の地に神殿を造営したことが起源とされている。

5代将軍・徳川綱吉の生母である桂昌院けいしょういんが、荒廃していた社殿を元禄7年(1694年)に再建している。明治29年(1896年)に社殿を焼失したが、明治35年(1902年)に再建。

境内には幼稚園があり、園児の元気な声が絶えず聞こえる。

今宮神社 本殿

今宮神社 本殿


また、4月の第2日曜日に行われる「やすらい祭」は、太秦の牛祭・鞍馬の火祭とともに京都の三大奇祭のひとつである。

平安時代に花の散るころに疫病が流行り、疫神が花とともに飛散するためと信じて花の精を鎮め、無病息災を祈願したことに始まる。

花傘を中心に約20名の行列がお囃子に合わせて踊り歩き、この花傘の下に入ると、その年は健康で過ごせると言われている。

あぶり餅

今宮神社と言えば、門前にある2軒の茶店では名物の「あぶり餅」が有名。病気・厄除けの御利益があるとされている。

北側(今宮神社側から見て左)は、長保2年(1000年)創業の「一和いちわ」で、南側は江戸時代から続く「かざりや」。

あぶり餅

あぶり餅

きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺して炭火で炙り、白みそをベースにしたタレで味付けしたもので、一人前はお茶代込みで500円。注文を受けてから炙るため、いつでも出来たてをいただける。

今宮神社の概要

境内自由

公式サイト:http://www.imamiyajinja.org/

アクセス

市バス「今宮神社前」より徒歩すぐ
市バス「船岡山」より徒歩7分

駐車場:あり(有料)

住所:京都府京都市北区紫野今宮町21(GoogleマップAppleマップ

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