無鄰菴

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日露開戦を決定した無鄰菴会議が開かれた山県有朋の別荘

無鄰菴(むりんあん)とは

無鄰菴 庭園

無鄰菴 庭園


無鄰菴は、元老・山県有朋やまがたありともの別荘で、明治29年(1896年)に完成した。有朋が長州(山口県)に建てた草庵が隣家のない閑静な場所であったことから名付けられたことに由来する。

無鄰菴の大半を占める庭園は、有朋自らの設計・監督により、造園家・小川治兵衛(7代目)が作庭したもの。緩やかな傾斜地に東山を借景とし、疎水の水を取り入れて、三段の滝、池、芝生を配した池泉回遊式庭園である。

庭園側から見た母屋

庭園側から見た母屋

建物は、簡素な木造2階建ての母屋、茶室、レンガ造り2階建ての洋館の3つから成る。現在は市が所有している。

無鄰菴会議

無鄰菴会議が行われた洋館の内部

無鄰菴会議が行われた洋館の内部

平成4年(1992年)から公開されている洋館は、明治36年(1903年)4月21日、有朋のほか、政友会総裁・伊藤博文、首相・桂太郎、外部大臣・小村寿太郎の4人により、日露戦争開戦直前の我が国の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれた場所として知られている。

概要

入館料:大人600円

開場時間:8時30分〜18時(最終入場は30分前まで)
※7〜8月と11月は7時30分から開場
※7〜8月は19時で、12月〜3月は17時で閉場

12月29日から12月31日までの3日間は閉館

公式サイト:https://murin-an.jp/

アクセス

地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約7分

市バス「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」から徒歩4分
市バス「神宮道」または「京都会館美術館前」(平安神宮大鳥居下)から徒歩約10分

駐車場:なし

住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町31(GoogleマップAppleマップ

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