世界遺産(古都京都の文化財)
一度に全ての石を見ることのできない石庭は世界中が注目する“ロック・ガーデン”
龍安寺(りょうあんじ)とは
細川勝元が妙心寺の
応仁の乱によって伽藍の大半を焼失し、勝元の子・細川政元により復興されたが、1797年(寛政9年)の火災により方丈・仏殿などの焼失した。現在の方丈は塔頭・西源院から移築したもの。方丈の南庭が有名な石庭。
世界的にも有名な石庭
枯山水の石庭は国の史跡および特別名勝。昔から中国の故事に由来する「虎の子渡し」、禅の境地を表しているとされる「七五三の石組」などと呼ばれ、白砂だけを敷き詰めて15個の石が配置されてる。どの角度から見ても他の石に隠れ見えない石があり、15個全ての石を一度の見ることはできない。作者や作庭された年代は不明。
来日した英エリザベス女王はこの石庭を絶賛し、「ロック・ガーデン」として世界的に有名になった。
1994年(平成6年)、古都京都の文化財として世界文化遺産登録。
「吾唯知足」
方丈の北東にある茶室
龍安寺といえば石庭ばかり注目されがちだが、山門から境内に入るとまもなく、
概要
拝観料:大人500円
拝観時間:
3/1〜11/30:8時00分〜17時00分
12/1〜2/28:8時30分〜16時30分
公式サイト:http://www.ryoanji.jp/
アクセス
市バス50系統「立命館大学前」バス停から徒歩7分
市バス59系統「竜安寺前」バス停から徒歩すぐ
嵐電「龍安寺」駅(旧:竜安寺道駅)から徒歩7分
駐車場:あり(石庭拝観者に限り1時間無料)