清水寺

世界遺産(古都京都の文化財)

「清水の舞台」で知られる東山の名刹

清水寺(きよみずでら)とは

京都・東山にある「清水寺」

京都・東山にある「清水寺」

778年(宝亀9年)、延鎮えんちん上人が「木津川の北流に清泉を求めてゆけ」という夢を見てたどり着いたのが東山・音羽山麓。この地で修行していた行叡ぎょうえい居士から霊木を授かり、千手観音像を彫り上げて祀ったことが始まり。

その2年後、坂上田村麻呂が妻の安産祈願のため鹿の生き血を求め鹿狩りにやってきたところ、 延鎮上人に「殺生はいけない」と諭され、その時に語られた観世音菩薩の功徳に感じ入り、深く帰依することとなる。

春の清水寺。桜の名所としても知られている

春の清水寺。桜の名所としても知られている

のちに征夷大将軍となった坂上田村麻呂は、長岡京の紫宸殿を寄進して金色の十一面千手観音像を安置した。

「舞台」を下から見たところ

「舞台」を下から見たところ

「清水の舞台」で名高い本堂は、1629年(寛永6年)の火災による焼失後、1633年(寛永10年)に3代将軍・徳川家光が古式にのっとって再現したもの。本堂前面の断崖に張り出されている「舞台」部分は、「かけ造」と呼ばれる形式で、139本の柱をくぎ1本使わず組まれており、高さ約13メートルと日本最大級の懸造建築となっている。

開創以来、法相宗を宗派として南都の興福寺に属していたため、延暦寺との抗争の度に攻撃を受け、たびたび焼亡した。1965年(昭和40年)に独立、北方相宗を立宗して単立の一寺一宗となった。1994年(平成6年)、古都京都の文化財として世界文化遺産登録。

音羽山から湧き出る「音羽の滝」

音羽山から湧き出る「音羽の滝」

音羽山から湧き出る「音羽の滝」は、延命水とも呼ばれる名水で、寺の名称はここからつけられたとされる。3本の滝はそれぞれ、健康長寿・学業上達・縁結びにご利益があると言われている。

泰産寺 子安塔

清水寺から見た泰産寺子安塔

清水寺から見た泰産寺子安塔


子安塔は、坂上田村麻呂の娘が子どもの誕生を祝って建てた高さ15メートルの三重塔。安産祈願の名所で、重要文化財。清水寺の塔頭である泰産寺たいさんじにある。清水寺の全景が見渡せるビューポイントとなっている。

清水坂から分岐する三年坂は、安産信仰の当寺への道であることから「産寧坂」と記されるようになったと言われている。

泰産寺から見た清水寺

泰産寺から見た清水寺

概要

拝観料:大人400円

拝観時間:6時〜18時(閉門時間は季節や行事により異なる)

公式サイト(PC):http://www.kiyomizudera.or.jp/
公式サイト(スマートフォン):http://www.kiyomizudera.or.jp/sp/

夜間拝観も行われている

夜間拝観も行われている

アクセス

京阪電車「清水五条」駅から徒歩約25分

「清水道」「東山五条」「五条坂」バス停から徒歩約10分

駐車場:なし(付近に市営・民営駐車場多数あり)

住所:京都市東山区清水1丁目294(GoogleマップYahoo!地図