世界遺産(古都京都の文化財)
「清水の舞台」で知られる東山の名刹
年間600万にが訪れる清水寺。
清水寺(きよみずでら)とは
778年(宝亀9年)、
その2年後、坂上田村麻呂が妻の安産祈願のため鹿の生き血を求め鹿狩りにやってきたところ、 延鎮上人に「殺生はいけない」と諭され、その時に語られた観世音菩薩の功徳に感じ入り、深く帰依することとなる。
のちに征夷大将軍となった坂上田村麻呂は、長岡京の紫宸殿を寄進して金色の十一面千手観音像を安置した。
「清水の舞台」で名高い本堂は、1629年(寛永6年)の火災による焼失後、1633年(寛永10年)に3代将軍・徳川家光が古式にのっとって再現したもの。本堂前面の断崖に張り出されている「舞台」部分は、「
「清水の舞台から飛び降りる」という諺がありますが、237件の飛び降りが記録されており、およそ85%が生還したとされています。
開創以来、法相宗を宗派として南都の興福寺に属していたため、延暦寺との抗争の度に攻撃を受け、たびたび焼亡した。1965年(昭和40年)に独立、北方相宗を立宗して単立の一寺一宗となった。1994年(平成6年)、古都京都の文化財として世界文化遺産登録。
清水寺の語源「音羽の滝」
音羽山から湧き出る「音羽の滝」は、延命水とも呼ばれる名水で、寺の名称はここからつけられたとされる。3本の滝はそれぞれ、健康長寿・学業上達・縁結びにご利益があると言われていたが、元は同じ湧き水なのでご利益はどれも同じである。
泰産寺 子安塔
子安塔は、坂上田村麻呂の娘が子どもの誕生を祝って建てた高さ15メートルの三重塔。安産祈願の名所で、重要文化財。清水寺の塔頭である
清水坂から分岐する三年坂は、安産信仰の当寺への道であることから「産寧坂」と記されるようになったと言われている。
清水寺のデータ
拝観料
500円
拝観時間
6時〜18時(閉門時間は季節や行事により異なる)
※夜間特別拝観がある際は入れ替え制
公式サイト/SNS
https://www.kiyomizudera.or.jp/
公式サイト:アクセス
京阪電車「清水五条」駅から徒歩約25分
「清水道」「五条坂」バス停から徒歩約10分
駐車場:なし(付近に市営・民営駐車場多数あり) 住所:京都市東山区清水1丁目294(
京都駅から清水寺の東山方面を向かうバスは非常に混み合います。京都駅から地下鉄烏丸線で一駅の「九条駅」に移動し、九条駅前からのバスは比較的空いています。「58系統」「202系統」「207系統」の3系統が東山・祇園方面へ向かいます。
- 現地説明立て札(駒札)
- 公式サイト
- 「ブラタモリ 京都・清水」(NHK)
- 「究極ガイド 2時間でまわる清水寺」(NHK)