維新の志士たちを祀る護国神社 今も訪れる人が絶えない
京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)とは
慶応4年=明治元年(1868)、明治天皇の詔により、幕末の動乱れ倒れた志士たちの招魂祭が営まれ、霊山官祭招魂社が建立されたことが始まり。
昭和14年(1939)に昭和の大典に使用した建物の一部が下賜されて社殿を造営し、京都霊山護国神社と改称した。通称は護国神社で、京都神社とも呼ばれる。
幕末・維新の志士1365柱や、大東亜戦争の京都出身戦没者7万1604柱が祀られている。
坂本龍馬・中岡慎太郎らの墓
境内には坂本龍馬・中岡慎太郎・木戸孝允(桂小五郎)らの墓があり、龍馬・慎太郎の銅像がある。
墓前には献花が絶えず、周囲には熱いメッセージが書かれた石板や色紙が数多く見られる。
参道は「維新の道」と呼ばれ、その途中にはかつて幕末の志士たちが、攘夷の具体策を検討する会合を開いた「
坂本龍馬の命日である11月15日には“龍馬祭”で親しまれる墓前祭が行われ、全国各地から多くのファンが参拝に訪れる。龍馬の好物とされる「シャモ(軍鶏)鍋」も振る舞われる。
概要
拝観料:大人300円(境内自由)
拝観時間:8時〜17時(入山受付は9時から)
年4回夜間特別拝観あり
公式サイト:http://www.gokoku.or.jp/
アクセス
「東山安井」バス停から徒歩約10分
駐車場:なし 住所:京都市東山区清閑寺霊山町1(